Name: Keita Mizukoshi / 水越 彗太
Experience / 経歴
Mar. 2017 Graduation / 学士 Kobe University 神戸大学
Mar. 2019 Master’s degree / 修士 Osaka University 大阪大学
Mar. 2022 PhD (Science) / 博士 (理学) Kobe University 神戸大学
Apr. 2022 — Aerospace project research associate / 宇宙航空プロジェクト研究員 JAXA
実験など
2017 — 2019 CANDLES実験
CANDLES実験は神岡地下宇宙素粒子研究施設で実施されている, 稀な原子核の崩壊事象, ニュートリノレス二重ベータ崩壊を探索する実験です. 高エネルギー (数MeV) のガンマ線の較正手法の開発を行いました. また, データ解析環境の構築を行いました.
2017 — 2019 神岡地下中性子測定
神岡地下での環境地下中性子量を定量評価しました. 論文
2019 — 2022 XENON実験
暗黒物質直接探索実験の中で, XENON1T実験などの大規模キセノン二相式Time Projectioin Chamberを用いた実験は特にめざましい成果をあげております. XENON1T実験のアップグレード実験であるXENONnT実験で, 特に外部中性子を識別, 除去するための水チェレンコフ検出器を導入しました. 構成手法とシミュレーションの開発によって性能評価を行い, さらなる暗黒物質探索を行う準備が整いました.
2019 — 現在 稀事象探索のためのシンチレーター開発
ニュートリノレス二重ベータ崩壊や, 暗黒物質の散乱の検出は, 粒子識別などで背景事象を減らす必要があります. シンチレーターを開発し, 機械学習などを用いて粒子識別を行って, 地下での稀事象探索を行っています.
2022— 現在 GAPS実験
GAPS実験は南極長期周回気球にシリコン検出器を搭載し, 暗黒物質起源の反物質を検出する実験です. 未だ地下で検出されない暗黒物質直接探索実験に対して, 成層圏で暗黒物質の痕跡を探索する本実験は相補的に暗黒物質の正体を絞り込むことができます.
2022 — 現在 JAXA 大気球実験グループ
大気球は大きな可能性を秘めた科学観測のツールです. 大気球実験グループで気球実験を行っています.
2022年 GRAMS 実験 リサーチサブマネージャ (Research Sub-manager)
2023年 BiopauseV実験、DREAM実験 リサーチマネージャ (Research Manager)
教育など
2019 — 現在 オンラインROOT講習会 講師 (リンク)
委員会活動など
2019 — 2021 宇宙素粒子若手の会 会長
表彰
2020 Oct. 第8回 研究部共同利用・共同研究 若手萌芽研究最優秀賞 二重ベータ崩壊探索用シンチレータ結晶の新規開発 東北大学金属材料研究所 飯田 崇志, 水越 彗太, 吉野 将生
資格
中型免許
大型自動二輪免許
フォークリフト運転技能講習 修了 (Nov. 20 2022)
床上操作式クレーン運転技能講習 修了
玉掛け技能講習 修了
その他
4×800mR 富山県記録保持者 (Jul. 24 2011 — 現在)